消費税課税期間特例選択・変更届出書
消費税課税期間特例選択・変更届出書とは、
通常、1年に1回消費税の申告をすれば良いのですが、
消費税の申告を3ヵ月毎に1回の計4回、1ヵ月毎に1回の計12回に
増やすための手続きです。
この届出を提出すると、取り消しを行わない限り、
2年間は、通常通り1年1回の申告に戻すことはできませんので、ご注意下さい。
消費税課税期間特例選択・変更届出書のPDFファイルは ⇒ こちら
消費税課税期間特例選択・変更届出書は、どういうときに提出した方がよいのか?
この届出は、還付となる業種の場合に、提出することがあります。
消費税課税事業者選択届出書でも説明したように
輸出が多い会社の場合などは、消費税が還付となることがあります。
その場合に、この届出を提出しておけば、毎月や、3ヵ月に1回
消費税の還付を受けることができるため、資金繰りに役立ちます。
ただし、普通に消費税の計算をしなければならないので、
事務的に大変煩雑です。また、税理士に申告を頼んでいれば手数料もとられます。
それらを考慮して、メリットがあれば、提出した方が良いでしょう。
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